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2006.12.10

「黒門町本牧亭講談定席」06年12月10日

06年12月10日13時開演 「黒門町本牧亭講談定席」 上野 日本料理本牧亭

 さて、今年最後の本牧亭講談定席です、久々に観る紅先生とトリの鯉風先生のネタ出しも楽しみに、昨日と打って変わっての晴天に気分良く出かけてきました。

 早朝寄席は今日は行かずに家でノンビリ過ごしてから十一時半に自転車に乗って駅へ向い、電車に乗って湯島で下車。 いつものつる瀬で鶴の子と雁が音を買ってから裏道歩いて本牧亭へ…。

 十二時半前に到着し、木戸番しているきらりさんに木戸銭二千三百円渡し、引き換えにプログラムとチラシを貰ってから靴を脱いで店内へ…カウンター側の最前列が空いていたのでそこに座って和菓子を食べながら本を読んだり、チラシを見ているうちに四十五分になり蘭さん登場で開演です。

神田蘭 「妲己のお百 十万坪の亭主殺し」
 「何の読み物にしようか迷ってましたが、客席を見て決めました。人殺しの話にします。」って(笑)

神田きらり 「村井長庵 十兵衛殺し」
 大岡政談の連続物「村井長庵」の第二話、一人目の犠牲者は妹の亭主です。 夜も明けきらぬ雨の中の辻道で振り返るところを抜打ちで斬りつけ、押し倒した後二度三度斬りつけた後に脇差で喉首を掻っ切る…軽くやってましたが、ジックリと重くやったら背筋がゾクゾクッとするような場面です。
 まだまだ序盤、これからどんな悪辣な所業が行われるか、こちらも腹を据えて観なければ…。

神田陽司 「二代目紀伊国屋文左衛門とホリエモン? 又は 白子屋政談の序開?」
 ホリエモン擁護派の陽司先生、ライブドアの話をしながらいつの間にかネタへ…読み物より挿入される薀蓄が多い高座でした。

神田愛山 「新作 山頭火伝」
 山頭火って名前だけは知っていましたが、ある意味凄い人なんですねぇ…話に出てくる句?も死に憧れている感じで、生きているというより死んでいない状態が続く人生を読んだ句で、年の瀬に暗くなれる読み物でした。

~仲入り~

神田紅 「新作 大つごもり」
 久々の紅先生、師走はこの読み物を高座で必ず演るとか…。
 樋口一葉の「大つごもり」を講談化、始めは故柳昇師匠が落語にしたのを、師匠から貰って講談にしたそうです。

神田鯉風 「新作 アメリカ合衆国初代皇帝ノートン一世」
 十九世紀にサンフランシスコに存在した、アメリカで最初で最後の皇帝の話。 昔の人はおおらかだったんですねぇ…今だと即刻逮捕されるんじゃないんでしょうか? 市民に愛されて亡くなった後も墓は大切にされているそうです、人格者だったんですね。
 中学校の頃に図書館でこの人の話を読んだことがあったのを思い出しました。

 終演後は出演者の皆さんに見送られて帰宅。

 今年最後の本牧亭講談定席は、仲入り前と後で明暗対照的な読み物でした。

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コメント

きょうは紀伊国屋と話したかもー。
さて紀伊国屋はサンフランシスコまで紀伊国屋が人格は存在したかったみたい。

投稿: BlogPetのいぬ吉 | 2006.12.13 11:17

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