« 「末広亭深夜寄席」3月5日 | トップページ | 3月5日(土)の散歩~その2 »

2005.03.13

3月5日(土)の散歩~その1

_0083月5日(土)の散歩~その1

 徐々に近づきつつある春の足音と、ある雑誌の記事に触発されて散歩に出かけてきました。
 
 雑記編初の散歩日記。

 「根岸・谷中・本郷+α」

 子規庵・書道博物館・ねぎし三平堂

 NHK俳壇に連載されている企画で、根岸・谷中・本郷を吟行する記事がありました、それぞれの土地には最低1回は訪れたことはあるのですが、連続して歩きとおしたことはありませんでした。 興味を覚えて、散歩するのに使っている愛用の地図帳を引っ張り出し、どんなコースを歩いたのかと地図を眺めているうちに自分の中の散歩の虫が騒ぎだしてきて・・・で、コースや見る場所などを調べ、記事に載っている根岸の子規庵・谷中霊園・東大の三四郎池は必ず行くとして他に面白そうな所をチェック・・・まだ雪の残る土曜の朝に出発しました。

 駅で電車に乗って西日暮里で乗り換えてJR鶯谷駅で下車、ホームから階段を降りると目の前には性病科の病院の広告看板・・・この駅周辺がどんな場所かを暗示させてくれます・・・まぁ、気をとりなおして北口の改札から外に出ます。 時刻は10時20分前、さっそく子規庵へ向かうことにしますが、場所がラブホテル街なので向こうから来るカップルや女性とすれ違うときになんとなく気まずい気持ちになるんですよねぇ・・・後で気がついたんですが、北千住で日比谷線に乗り換えて入谷で降りても10分ほど余分に歩くくらいで、こっちの方が良かったかも・・・まぁ、後の祭りですが・・・

 それでも、寛永寺陸橋の下の信号を渡り、豆富料理で有名な笹乃雪の角を左に曲がって尾久橋通に、通り沿いに少し行って、目に付いた案内板にしたがって左に入っていくと子規庵に到着です。 10時30分に開くまでに、まだ少し余裕があるので辺りをグルッと歩いてみると、ねぎし三平堂を発見!しかし、こちらもまだ開いていませんでした。
 とりあえず、元に戻って向いにある書道博物館を先に観る事にします。

 受付で入館料を払って中に入ります。 ここの博物館は昭和の始めに洋画家であり書家でもあった中村不折氏が収集したコレクションを展示しています。 新しい建物の中村不折記念館にはには、書の展示と中村不折記念室がありますが、そんなに展示数は多くないかも・・・しかし、場所柄か、子規の書簡が多かったです。 続いて本館の方へ、こちらには中国で収集した仏像、石碑、墓碑、レンガ、陶器、青銅器、亀甲獣骨文、玉器等々、国立博物館の東洋館にも匹敵するような収蔵品が展示してあり、私もこういうのは嫌いではないので結構楽しめました♪

 外へ出て、いよいよ子規庵へ・・・外見は普通の下町の家みたいで看板出てなきゃまず見落とします・・・門を潜り玄関を開けて靴を脱いで受付で入庵料を払って入ります、っていうか普通の平屋にお邪魔するもんです。 この家は昭和25年に再建されたものですが、ほぼ当時のままの間取りです。家具は置いてないので広く見えますが、古い造りの家なので狭いかんじです、子規の部屋は六畳間でガラス窓から枯れた糸瓜のぶら下がった糸瓜棚が見えます、八畳間の床の間には雛人形と「雛二つ桃の一枝や床の上」と句の書かれた短冊が飾られていました。こちらも廊下を挟んでガラス窓から庭が良く見えます。
 外に出て、庭のほうへ回ります、前日の雪が解けてぬかるんでいますが残った雪に春の日差しが反射してまぶしく感じられます、庭の植物は枯れていますが一本だけ花をつけた椿の木が色鮮やかに立っているのが印象的でした。 同じ敷地に立てられている売店を物色、手拭いを買って出口から外に出ますが、なんと向かいはラブホテル・・・根岸の里の侘び住まいも昔になりました・・・ただ、子規庵の隣に立っているアパートもなんとも時代がかって雰囲気があって良い感じでした。
 
それにしても、ここの空間の影響でしょうか、なんだか一句できそうです(笑)

 枯れ庭に 鮮やかに咲く 椿かな

 さて、外に出てから、もう一度「ねぎし三平堂」へ・・・ここはモチロン、この度九代林家正蔵を襲名する林家こぶ平師匠の父親でもある、故林家三平師匠を記念して自宅に造られた記念館です。 自宅といっても自宅跡ではなく現在も家族の方が住んでいます。 着いてみると今度は開いてました受付で入堂料を払って靴を脱ぎ、下足札を貰って階段を二階へと上がります。  階段のところにも三平師匠の写真が飾られておりセンサーで喋るようになってました「そろそろ、おいでになるんじゃないかってウワサしてたんですよ」とか(笑)
 展示室は一部屋だけで、三平師匠の遺品の数々が展示されていました、30分ほどゆっくりと見学をして外に出ようとすると、受付の人が「今、ビデオ再生しましたんで、よかったら見てって下さい」とのこと、オススメにしたがって、もう一度、展示室に、ここにある大画面のテレビで「源平盛衰記」を一人で見ました。 面白かったです、終わった後に思わず拍手してしまいました。

 三平堂を出て、今度は日暮里駅付近から谷中霊園へと向います。

                                                    その2へ続く 

|

« 「末広亭深夜寄席」3月5日 | トップページ | 3月5日(土)の散歩~その2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/53614/3204066

この記事へのトラックバック一覧です: 3月5日(土)の散歩~その1:

« 「末広亭深夜寄席」3月5日 | トップページ | 3月5日(土)の散歩~その2 »