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2004.12.12

よしなしごと・・・4

こころにうつるよしなしごとをそこはかとなくかきつくれば・・・

「ひとしのしげき」

えっと、パクリではないですよ・・・汗 (謎) 

 私、生まれも育ちも葛飾・・・・、金町浄水場の水で産湯をつかい姓は・・・名はわん吉。

 一応、東京23区の片隅に生まれ育ちました、父が現住所の生まれで、母も同区内の四つ木という、生粋の葛飾っ子でして・・・葛飾区というと、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」と「男はつらいよ」で名前だけは有名みたいですが、東京の東部にあるとはいえ、江戸時代は武蔵国で幕府の天領だったし、明治大正頃も東京府ではなく小菅県だったり、太平洋戦争中はB29が帰り道に余った爆弾を捨てて行ったり・・・と、まずは江戸っ子・下町っ子の範疇には入らない地域です。 

・・・まぁ、でも一部分くらいは下町には入るかも・・・ 

 そんな地域の北部に住んでいる私は、先祖代々の農家でした、過去形なのは父の若い頃に農家を廃業したからです。 なんとなく田舎っぽい感じですが、話す言葉は東京訛りです、わかりやすいところで「ひ」の発音が「し」になります。まぁ、詳しいことは良く知らないし、テレビの普及のせいでどれが標準語で東京訛りなのか区別もよくつきませんが、家では両親が「ひ」と「し」を逆転させた会話をしています。

当然、そんな環境で育った私も訛っていますし、その上ナゼか「き」と「ち」の発音も逆転してたりするんです。 幼稚園に入った頃は他人とのコミュニケーションに苦労した覚えがあります。 しかし、小中高と年を重ねる毎に訛りも取れて普通に会話するようになりました。
 
 ここで終わってしまえばそれまでなんですけど、社会人になってワープロで文書を作成しているときに、文字入力で「東」とか「離職票」とか同一単語に「ひ」と「し」が含まれていると、どっちが正しいんだろう?と悩んでしまう場面が出てきたのです。 きっと地の部分では「ひ」と「し」の逆転がそのまま残っており、会話の場面では無意識に変換する翻訳ソフトが完成していて、ワープロで文字入力という新しい作業にはまだ未完成なのでしょう・・・まぁ、それでも慣れれば問題のないことなのですが・・・。

 余談ですが私の母親は、パソコンに文字入力するのも訛っているので、正確に文字が変換されなくて大騒して呼ばれたりします。 姫路城→しめじじょう 出ませんって・・・ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ

 まぁ、こんな感じなんですが今年はさらに変化がありました・・・ココを見ているかたならお分かりでしょうが、寄席に通って落語を聴くようになったのです。もう、江戸弁で喋るのはあたりまえの世界です、聴きに行くたびに言葉が体にしみこむようで、だんだんと私の中の「ひ」→「し」翻訳ソフトに齟齬が生じはじめました(笑) 家にいても両親も「ひ」と「し」が訛ってますから、最近の変換成功率は6割くらいですか・・・しかもちょっと意識していないとさらにダウン(笑)

 しかも、落語を聴いてとか、落語関係の本を呼んでいて様々な江戸弁にふれていて、そのうちのいくつかを声に出して言ってみると違和感がないんですね、何個かは日常会話に入っていたりします。
 「ちょっと、トイレにいっつっくる」
 だいこん→でぇこん みたいに daikon の ai が eeに変化する言い方は、敬語でも使って話していないかぎり、頻繁に出てくるようになったり・・・

 あんまり使って、落語好きの半可通に思われるのもイヤなんで出さないようにしているんですけど、声に出しても言いやすいのはDNAにでも刷り込まれているんでしょうか?(爆)

 落語を聴くのを止めれば元に戻ると思うんですが、今んところこれ以上面白いモノにも出くわさないし長く聴き続けたいので、これからも「ひ」と「し」の刺激は受け続けることでしょう・・・。

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