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2004.10.09

「亜郎・馬治の古典BANG!」

 9月4日 「亜郎・馬治の古典BANG!」 三軒茶屋しゃれなあどホール
 三軒茶屋のしゃれなあどホールで落語ライブをしている、落語協会二つ目の三遊亭亜郎さんの二人会です。今まではほぼ一人で行っていましたが、今回は金原亭馬治さんとタッグを組んでの二人会、今日は記念すべき第一回目です。

 開演20分前にホールに到着、覗いて見ると受付はまだみたいです、外で10分ほど時間をつぶしてから再び受付でお金を払い中へ入ります。 ホールと行っても固定した座席があって前に舞台がある劇場みたいなのとは違い、がらんとした正方形の広い部屋で、中央付近にパイプ椅子が3~40脚ほど並べており、高座は木の段を重ねて作ってあります。手作り感がとてもいい会場です。

 開演時間になり亜郎さんと馬治さんが挨拶に、ここは亜郎さんのホームなので馬治さんの紹介をメインに挨拶が進みます。 挨拶終了で開口一番は前座の駒春さん、・・・・すんません、何やったか憶えてません(汗)

 つぎは馬治さん、ネタは「親子酒」呑んべの親子が互いに禁酒を誓いますが、父親が我慢できずに酒を呑みはじめます、ほんの一杯がいつの間にというやつでアッと言う間にベロンベロン。 そこへお得意周りをしてた息子が帰ってきて、こちらもやっぱり・・・・という話。 

 替わって亜郎さんの「たがや」こちらは、隅田川の川開きの花火大会、橋の上は見物客でスシ詰め状態。 そこへお供を連れ馬に乗った侍が無理やりに渡ろうとして人を押しのけ進んでます。 反対側からは、仕事を終え道具箱と竹を細長く切って丸めた桶のたがを肩に担いでこちらもアチコチあやまりつつ渡っています。両者が近づいたとき、たがやの丸めたたがの押さえがはずれて、馬に乗った侍の笠をパシーンとハジキ飛ばします、恥をかかされた侍は切って捨てよとお供の侍をけしかけますが・・・・という話。 この話しは本で読んだことあるのですが、聞くのは初めてでした、お供の侍3人がバタバタ切られる場面で、軽く明るく演じているのですが、私はどうも血生臭さを感じてしまい少し引いてしまいました。 切られ役は一人のほうが良かったかも。

 休憩はさんで、馬治さんの「影清」急に目が見えなくなった木彫り職人が、再び目が見えるように寺に願掛けをする話し、最終的には目が開いて、メデタイ話ですというサゲがつきます。 笑いがメインというよりは人情話ですね、寄席ではなかなか演じない話みたいで、珍しいモノを聞けました。

 トリは亜郎さんオリジナルのデフォルメ落語、テレビで通用する落語を作ったそうで初お披露目です。相変わらずのハイテンションで突っ走る演技は空気が悪ければ客が引いてしまうほど(笑) 小咄形式で話しは進みますが、まだまだ、完成とは程遠いのでしょうかトリの話としてはチョットもの足りない感じでした、今後に期待です。

 会が終わり、二人は急いで入り口の外へ出て、来てくれたお客さんに挨拶や話しをしています、私は亜郎さん主催の落語会に来たのは今回で3回目なのですが、一回目で顔を覚えられて以来こちらがわかると挨拶に来てくれます、こういう触れ合いがあるのが噺家さん個人の落語会の良いところですね、思わず次回も来ようとか応援しようとか考えちゃいますから。


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